締め日と支払日を知れば、クレジットカードはもっと賢く活用できる

ショッピングの支払いを翌月以降の後払いにできるのは、クレジットカードの最大の特徴であり、利点ですよね。

そんなクレジットカードの支払いのタイミングが、実は自分で少しだけコントロールできるということはご存知でしょうか?

この支払いのタイミングをコントロールするというテクニックを活用するために重要になってくるのが、『締め日』と『支払日』の仕組みです。

今回は、クレジットカードをもっと賢く活用するためにぜひ知っておいていただきたい、締め日と支払日の関係について詳しく解説していきましょう。

クレジットカードの支払いの仕組みを正しく知る!締め日と支払日とは

クレジットカードでは、基本的にその月に利用した分を翌月に支払います。分割払いやリボ払いなどを利用すれば、翌々月以降に支払いを先延ばししていくこともできますが、いずれにせよ、毎月決まった日に利用額を支払うものですよね。

ところで、その『1ヶ月分の利用額』というのが、何日から何日までに使った分か?ということは正しく把握しているでしょうか?

クレジットカードは口座引き落としでの支払いがほとんどですので、『毎月いつの間にか支払いが済んでいて、よくわからない』という方も、案外多いのではないでしょうか?

そこでまずは、クレジットカードの支払いの仕組みを理解する上で重要なポイントとなる、『締め日』と『支払日』について確認していきたいと思います。

締め日に1ヶ月分の利用を集計→支払日に支払い…が基本の流れ

まずクレジットカードの締め日というのは、クレジットカードの利用額を毎月1回集計する日のことです。毎月、1ヶ月分の利用額を、この日を基準に集計します。

つまり、前月の締め日翌日から当月の締め日までの利用額が翌月の請求額となるのです。

一方、支払日というのは文字通り、前月の利用額を支払う日を指します。

したがって、毎月の締め日に当月分の支払い額が決定し、翌月の支払日にその金額を支払う…というのが、クレジットカードの支払いの基本の流れになります。

締め日の前後は要注意!支払いの流れをもっと詳しく

この締め日と支払日の仕組みを踏まえて考えると、例えば毎月15日が締め日、翌月10日が支払日の場合には、前月の16日からその月の15日までに利用した分が、翌月10日に引き落とされるということになります。

逆にその月内の利用であっても、20日や25日に利用した分については、翌月の利用額として請求に回されることになるのです。

締め日支払日の説明

ただし、実際にショッピングをした加盟店からカード会社の方へ利用データが届くまでには多少のタイムラグが発生することがあります。そのため、締め日直前の利用分については支払いが翌月にずれこむこともあるので、注意が必要です。

したがって、締め日を把握していても、実際の確定支払い額が掲載されてる毎月の利用明細は忘れずにチェックした方がよいでしょう。

なお、締め日に関しては、曜日などの影響を受けて変わるということは原則としてありませんが、支払日の方は銀行の営業の関係もあり、土日祝日は翌営業日にずれるなど多少の変更が生じることがありますので注意してください。

意外と違う!主要カード会社の締め日と支払日一覧

締め日と支払日は、クレジットカード業界内で統一されているものではないため、カード会社によって多少設定が異なります。

参考までに主要なカード会社の締め日と支払日を一覧でご紹介しておきましょう。

カード会社 締め日 支払日 備考
三井住友カード ・15日
・末日
・翌月10日(締め日15日の場合)
・翌月26日(締め日末日の場合)
希望に応じて支払日を変更可能
※一部金融機関は不可
JCB 15日 翌月10日
楽天カード 末日 翌月27日 楽天市場でのショッピングのみ25日締め
セゾンカード 10日 翌月4日
オリコカード 末日 翌月27日
MUFGカード 15日 翌月10日 指定金融機関により支払日が翌月6日となる場合あり
イオンカード 10日 翌月2日
エポスカード ・4日
・27日
・翌月4日(締め日4日の場合)
・翌月27日(締め日27日の場合)

このように、カード会社によって締め日と支払日の設定にはかなり違いがあります。

中には、複数の支払日設定を設けているところもあり、自分の都合に合わせて選べるので便利です。

締め日と支払日の関係を知っているとココが便利!2つのメリットを紹介

締め日と支払日の関係を正しく理解していることによる利点としては、以下の2つのポイントが挙げられます。

  • 支払いのタイミングを自分で調整できる
  • 口座残高不足による支払い延滞が起こりにくい

たった数日の利用日の違いで支払いを1ヶ月も先延ばしできる!

まず、締め日と支払日を正確に把握してクレジットカードを利用していることによるメリットと言えるのが、支払いのタイミングを1ヶ月分の範囲内で調整できるという点です。

例えば締め日が15日、支払日が翌月10日のとき、14日に利用した分の請求は翌月10日となりますが、16日にショッピングをした場合は翌々月の10日まで支払日を引き延ばすことができます。

カードを利用する日をたったの数日先延ばしにするだけで、請求のタイミングを1ヶ月分もずらすことができるのです。

今月は大きな支払いが続いて、ちょっと厳しい…なんていうときには、残りのショッピングをなるべく締め日以降にまわすようにすれば、月々の支払い額をある程度、分散できて家計の負担を軽減することができますよね。

分割払いやリボ払いを使うほどではないけれど、少しだけ支払い額を調整したいという方にとっては、なかなか使えるテクニックと言えるでしょう。

支払日を正しく把握してうっかり支払い延滞の心配なし

締め日・支払日を知ってクレジットカードを利用していると、うっかりによる延滞も起こりにくいという利点があります。

クレジットカードの支払いでは、口座引き落としを利用している人が大半ですよね。自分で振り込むシステムと比べて支払い忘れということが起こらない為、忙しい方でも安心です。

ところが、複数の口座を使い分けている人などの場合、うっかり引き落とし用の口座にお金を入れ忘れていて、支払日に引き落としができず延滞してしまう…なんていうトラブルが意外と起こるものです。

特に毎月の支払日を意識していないと、口座にまとめてお金を入れておいても数か月分の引き落としでいつのまにか残高が足りなくなっていたということは、十分にあり得るでしょう。

それも支払日を毎月〇日!としっかり認識していれば、もうすぐ引き落としがあるから残高を確認しておこうと自然と思いますよね。

口座残高不足による延滞は故意ではないとはいえ、遅れた分の遅延損害金を支払わなければなりませんし、複数回続けばクレジットヒストリーにキズが付くこともあります。

無用な損をしないためにも、締め日と支払日を正しく知っておくということは重要なのです。

支払いを最大1ヶ月もずらせる!締め日と支払日を上手に活用

締め日と支払日の仕組みは正しく理解できたでしょうか?

使い方さえわかっていれば誰でも支払いに利用できるという簡単・シンプルなところが魅力のクレジットカードですが、こうした詳しい仕組みまで知っておくと、より自分に合う形で活用することができるようになります。

特に支払いのタイミングを1ヶ月分もずらすことができるというのは、高額利用の時などは便利なテクニックですよね。

締め日と支払日は利用明細などにも記載されてますので、今までどちらもあまり意識していなかったという方も、ぜひこの機会に一度チェックしてみてください。

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